AGA型の薄毛は治療をすることで改善できます。鏡を見るたびに落ち込む必要はなくなりますし、髪を洗うたびにしっかりとした髪のボリュームと手触りを感じられるようになります。

 

AGA型の薄毛を治療するためには、主に3つの選択肢があります。

 

  • AGAクリニックに通う
  • 皮膚科に通う
  • 治療薬の個人輸入を行う

 

最初に結論から言ってしまうと、AGA治療を本格的に行いたいという方はAGAクリニックが良いと思います。AGA治療を皮膚科で行うのはデメリットがあるからです。

 

薄毛治療を皮膚科で行うデメリット

 

薄毛を改善するためには、薄毛となっている原因を正確に把握し、適切な治療を受けることが大切です。薄毛も頭皮の環境が原因となって起こるので、皮膚科に相談することは効果的です。

 

少なくとも育毛シャンプーや育毛剤で効果を感じることがない方は相談することで解決するかもしれません。私のように自分1人で薄毛対策をして長い間、効果を感じられず髪とお金が抜けていくよりは、お医者さんに診察してもらった方が確実ですからね。

 

ではAGA治療は皮膚科一択かというとそうはありません。最近ではAGAクリニックに通ってAGA治療を行う方が増えてきていますが、それは皮膚科で薄毛治療を行う事にはデメリットもあるからです。特に以下のようなデメリットがあります。

 

  • 薄毛の専門医が居ない
  • 治療法が限られる
  • 実績がほぼ無い

 

では、それらの理由について1つずつ見ていきましょう。

 

薄毛の専門医が居ない

基本的に皮膚科には薄毛治療に特化した専門医はいません。もうそれは当たり前ですよね(笑)。薄毛治療は命に係わる重大な疾患ではありませんので、皮膚科専門医の中でも深い知識を持っている方は稀なのです。

 

さらに薄毛治療を皮膚科で受けたいという人はそんなに多くはないので、臨床経験も少ない医師が多いのではないでしょうか。

 

皮膚科医が薄毛に関する知識を全く持っていないということはありませんが、AGAの最新治療法やAGA対策法(生活習慣など)を深く理解している皮膚科医はほとんどいないのです

 

逆に皮膚科医の先生の強みは、薄毛の原因の中でもリスクがあるものを見極める視点があるということです。

 

たとえば、薄毛の原因の中には膠原病(こうげんびょう)という自己免疫疾患によって髪が抜けている場合もあります。そのような方は、AGA治療は効果がないどころか病状を悪化させるリスクもあります。

 

薄毛だけでなく身体の倦怠感や発熱がある場合は皮膚科の先生へ相談する方が良いですよ。

 

治療法が限られる

AGA治療は薄毛の原因やハゲ具合によって様々なアプローチ法を組み合わせて行います。そのため、AGAクリニックには様々なプランや治療法が用意されていますが、皮膚科で受けられる治療は限られています

 

具体的な内容としては、皮膚科は「男性型脱毛症(AGA)を診療するためのガイドライン」に基づいて診療を行うという流れが一般的です。

 

  • いつ頃から脱毛し始めたのか
  • おでこ(額)の生え際が後退しているか
  • 頭頂部および前頭部の髪の毛の質(細さ・短さ)はどうか

 

基本的にはこれらのマニュアルを確認し、体調の変化や異常がなければ、「AGAだろう」と診断されます。次は薬の処方に関する説明が行われます。

 

薬はフィナステリドのみがほとんど

ほとんどの皮膚科医が処方する薬は「フィナステリド(プロペシア)」のみです。しかし、AGA治療を効果的に行うためには、フィナステリドだけでは不十分です。ミノキシジルも一緒に処方することで相乗効果が生まれて効果の高いAGA治療が行えます。詳しくは以下の記事を参考にどうぞ。

 

AGA治療では薄毛をどうやって治療するの?

 

皮膚科ではフィナステリドの内服薬が処方されますが、医師は以下のようなアドバイスを行います。

 

  • 「薬を飲んだからといって、髪が生えてくることを期待しないでほしい」
  • 「服用をやめると、一気に薄毛が進行する」

 

フィナステリドは簡単に言えば、「AGAの進行を抑える」作用をもつ治療薬です。そのため、AGAの進行を薬によって止めることはできますが、しっかりと発毛するためには本来、ミノキシジルが必要なのです。

 

 

つまり、皮膚科では抜け毛を防いで現状維持することはできますが、AGAを改善して髪の毛を生やす治療は行われないのです

 

AGA対策のアドバイスは期待できない

また、皮膚科医はAGAに関する専門的な知識を持ち合わせていないため、以下のアドバイスは期待できないでしょう。

 

  • 生活環境改善に関するアドバイス
  • フィナステリドと併用して使う育毛剤の詳細
  • 自分にどの育毛剤が効果的なのか
  • 育毛剤の正しい使い方
  • AGAに有効な最新治療法など

 

このような質問に関しては詳細を教えることが出来ないケースが多くなります。まあこのくらいの疑問点であれば、インターネットの普及したご時世、どこでも手に入れることが出来ますのであまり問題ありませんが(笑)。

 

実績がほぼ無い

皮膚科はAGAを専門とした医者ではありませんので、AGA治療に関する実績はほぼありません。

 

治療薬の処方には患者さんの体質や体格、薄毛の原因に合わせた適切な治療薬と処方量が必要になります。AGA治療は劇的に効果が高い反面、副作用のリスクもあります。詳しくは以下の記事を参考にどうぞ。

 

ミノキシジルタブレットを飲むことによる5つの副作用

 

AGAクリニックではこのような副作用を抑えて安全性を高めるために、オーダーメイド処方を行っているクリニック(ヘアジニアス)もあります。AGAクリニックと皮膚科の治療数の実績は大きく差があるため、AGA治療の効果や安全性を求めるのであればやはりクリニックが良いでしょう。

 

薄毛治療を皮膚科で行うのをおすすめできない人

 

薄毛治療を行う上で、皮膚科をおすすめしない理由は以下の3つでした。

 

  • 薄毛の専門医が居ない
  • 治療法が限られる
  • 実績がほぼ無い

 

これらの理由によって、皮膚科での薄毛治療はAGAクリニックでの治療と比べて、効果や安全性が低くなります。

 

そのため、特にAGAが進行した人は皮膚科で治療を行うよりもAGAクリニックが良いと思います。特にAGAの進行がⅢ以上の方は、皮膚科では対応しにくいですよ。

 

 

ただし、皮膚科での薄毛治療が駄目だというわけではありません。

 

皮膚科での薄毛治療がおすすめの人もいる

 

前述したように、薄毛になる理由は様々です。食生活や生活環境によるストレス、AGAなどなど。ですから基本は薄毛治療に特化したAGAクリニックがおすすめですが、皮膚科での薄毛治療が合う人もいます。

 

具体的には、「AGA薄毛初期の人」や「AGAクリニックで薄毛が改善した人」です。このような方はもはや薄毛ではないので、予防的にフィナステリド(プロペシア)を処方してもらうだけで良いです。

 

また、フィナステリドに関してはAGAクリニックの方が安いこともありますが、基本的には皮膚科の方が安いです。ですから、薄毛が改善した後は皮膚科でフィナステリドのみ処方してもらうという方法はありだと思います。

 

最後に、AGA治療に関しては治療薬を個人輸入するという方法もありますが、管理人はそれをおすすめしていません。個人輸入のフィンペシア(プロペシアのジェネリック医薬品)で副作用が出たことがあるからです(涙)。詳しくは以下の記事を参考に。

 

フィンペシアの危険性は?安いからと個人輸入するのはどうなのか…

 

いつの日か遺伝子治療が進歩して、この世から薄毛で悩む人が減りますように!