出典:http://www.taisho.co.jp/riup/

現在出回っている育毛剤の中で特にメジャーな商品がリアップですね。

髪の毛に危機感を抱き始めているところに、「リアップで髪の毛を太く逞しく生やす!」…といったCMに感化されて購入を考える方は非常に多いです。

しかし、リアップには髪の毛に良い成分だけではなく、健康に関するリスクも孕んでいます。

もちろん、リアップを使っても「効果が現われなかった」というケースも存在しています。

特に若い方は、副作用の影響が年を重ねている方と比べると非常に大きいです。

使用をする前に、「リアップが本当に若ハゲに効果があるのか」・「どんな危険性があるのか」を一度理解しておく必要があります。

リアップは若ハゲに効果アリ?

結論から言うと、リアップには育毛効果はあります

ですが、だからといってリアップは第一に選ぶ選択肢ではないという事を覚えておいてください。

冒頭でお伝えした通り、リアップには「副作用」をはじめ「効果が現われない」といったケースも存在しています。

まずは、どうしてリアップに育毛効果があるのか見ていきましょう。

リアップに育毛効果がある理由

リアップの有効成分は「ミノキシジル」です。

ミノキシジルは血管を拡張し血流を促進する効果があるため、頭皮へ髪の毛が成長するために必要な栄養素をより効率的に運ぶことが可能になるのです。

そのため、弱弱しくなってしまった髪の毛の力を高めて、太くハリのある髪の毛を取り戻すことが可能になるというわけです。

若い方がリアップを避けた方が良い理由

「周りの人間は自分と年が大差ないのに、髪の量が明らかに違う。」

「初対面の相手や、会話の最中に髪の毛に視線を感じるのが怖い。」

髪の毛が若いうちから薄くなってしまうと一番感じるのが「焦り」です。

何もせずに放置してしまえば、髪の毛がどんどん減ってしまう可能性もありますし、焦りに加えて「恐怖心」まで出てきてしまいます。

そのため、何かにすがりたいと思うのはごく自然なことですが、身近にある物を使って薄毛を克服しようとして、失敗する方は少なくありません。

前述したように、焦っているからと言ってリアップを最初の段階で使うのは絶対に避けた方が良いのです。

その理由は以下になります。

  • 副作用がある
  • リアップ自体が向いていない人も居る
  • 効果には個人差がある

副作用について

それでは、リアップの副作用について詳しく見ていきましょう。

まず、副作用一覧をご参照ください。

副作用 症状
肌荒れ ニキビが増える
低血圧 血行不良・心肺機能低下
多毛症 全身の毛が増える
頭皮環境の変化 皮脂の多量分泌
性機能低下 ED・性欲減退
発熱 炎症

こういった副作用が起こってしまう大きな原因は「ミノキシジル」です。

ミノキシジルは育毛に大きな効果をもたらすことが可能ですが、その反面副作用が多いことでも知られています。

元々は、高血圧を下げるために使用されていたため、低血圧の症状が出てしまったり、その他にも性機能が低下するなど、見過ごせないリスクを多く孕んでいます。

肌荒れ

肌荒れが起こってしまう原因はミノキシジルの血管拡張作用が関係しています。

血流が促進されれば、当然皮膚全体の毛細血管も影響を受け、皮脂を分泌し始めます。

皮脂は皮膚を守るために必要な存在ですが、適度な量が好ましく多すぎても肌トラブルの原因になります。

普段よりも皮脂が多くなれば、毛穴に角栓や皮脂が溜まりやすくなってしまい、結果的に肌荒れやニキビが増える可能性が高くなるのです。

思春期になるとニキビが増える方が多いですが、これは男性ホルモンの影響で皮脂が多く分泌されていることが関係しています。

メカニズムは違えど、皮脂が過剰に分泌されることによって肌に与える悪影響は少なからず存在しています。

低血圧

リアップを使用した方で低血圧気味になってしまったという報告は少なくありません。

ミノキシジルには血流を良くする働きがありますが、これが低血圧と深く関係しています。

元々ミノキシジルは高血圧を下げるための目的で利用されていたことをお伝えしました。

血管の内壁にコレステロールなどが蓄積されて、コブのような塊が発生し、血流の流れが悪くなると、血の流れを効率よく循環させるために、私達の体はより圧力をかけて血の巡りを良くしようとします。

これが高血圧の正体ですね。

そこにミノキシジルを使うと、血管が拡張→血流が改善→血圧が元に戻るわけです。

しかし、それが原因で血圧が下がりすぎて、低血圧になる方も報告されているのです。

低血圧くらい体力があるから大丈夫…とお考えになる方もいらっしゃいますが、

  • 心肺機能低下(不整脈・動悸)
  • 頭痛
  • 食欲低下・吐き気
  • 腹痛

といった症状が現れ、生活に影響を及ぼす可能性もあります。

多毛症

ミノキシジルが及ぼす副作用として「多毛症」があることも知られています。

高血圧の患者にミノキシジルを使用した結果、血圧の低下と共に、いくつかの患者から多毛症が訴えられたことが、「ミノキシジル=発毛に良い」と判明したきっかけです。

髪の毛が増えることは嬉しいことですが、多毛症の場合は髪の毛だけでなく、全身の髪の毛も増えてしまうのです。

  • 腕毛
  • すね毛
  • 眉毛
  • 鼻毛

頭皮環境の変化

ミノキシジルの血管拡張作用による、皮脂の過剰分泌の影響は肌荒れだけではありません。

実は頭皮でも皮脂が分泌されやすくなってしまうのです。

ご存知の通り、頭皮が「脂っぽい」・「カサカサしている」というのは、頭皮環境が正常とは言えません。

むしろ、髪の毛が成長する上で劣悪な状態といっても過言ではありません。

皮脂は適度に存在していなければいけませんが、多すぎてしまえば、当然シャンプーで落としきれない場合も出てきます。

皮脂が多すぎればフケが多く発生してしまったり、痒みが出たりと正しく育毛出来る環境ではありません。

特に普段から頭皮が脂っぽい方が使用すれば、より頭皮環境が悪化してしまう可能性があるでしょう。

髪の毛を育てる上で、正常な頭皮環境は絶対に必要です。

性機能低下

そして、リアップ(ミノキシジル)をしようして「性機能が低下した」と訴える方は少なくありません。

性欲減退・EDといった深刻な症状の原因がミノキシジルであると証明されていませんが、使用してから性機能に悪影響が出た方は後を絶ちません。

若い男性にとって非常に大切な部分ですので、万が一そうなってしまった時のことを考えれば注意をする必要があります。

発熱

ミノキシジルを頭皮に塗って使用している方の中には、「塗った部分が熱くなった」という報告が多くあります。

風邪のような発熱ではなく、局所発熱ということです。

これは、血流の流れが改善されたことが関係あると見られており、最悪の場合皮膚が炎症を起こす可能性もあります。

そうなれば当然、髪の毛が育ちやすい環境ではなくなってしまいます

リアップ自体が向いていない人も居る

そもそもリアップ自体が自身に向いていない方も存在しています。

低血圧気味の方

副作用である「低血圧」になる可能性が高いという点を踏まえると、元々血圧が低い方は、血圧が下がりすぎてしまう危険性があるため、使用するのは避けた方が良いです。

頭皮環境に問題がある方

また、頭皮の状態が正常でない方の使用も避けた方が良いです。

頭皮に「痒み・かぶれ」がある方をはじめとして、「傷」があったり頭皮に何らかのトラブルをお持ちの方が使用になると、これまで以上に頭皮環境が悪化してしまう可能性があります。

効果には個人差がある

リアップには育毛効果があるのは確かですが、使ったからと言って絶対に効果があるわけではありません

髪の毛が生えた方が居れば生えなかった方も存在しています。

つまりリアップの効果には個人差がある…というわけです。

リアップはかなりメジャーな育毛剤ですし、信頼性が高い印象をお持ちの方も多いとは思いますが、本気で薄毛を改善したいのであれば「自分にあった治療」を行うことが必要です。

自分に合った治療とは?

リアップを使う場合、これまでにご紹介してきた「副作用」をしっかりと理解して、向き合う事が大切です。

人体への影響をはじめ、髪の毛の成長を阻害してしまうケースも考えられますので、それらのリスクを回避するか、あるいは妥協するかの選択が必要になるわけです。

しかし、若い方の場合は特に副作用の影響を受けやすいため、薄毛対策の最初の選択肢としてリアップを選ぶべきではありません

  • 自分自身がどうして薄毛になってしまっているのか
  • どんな方法なら効果が出やすいのか

これらを知り、自分自身に合った治療を行うためにも一度専門医にカウンセリングを受けるのが最重要と言えるでしょう。

また、リアップを使って治療をしようとしている場合にも

  • リアップは自分でも効果があるのか
  • リアップは自分に合っているのか

といった疑問を解決してからでも、使用するのは遅くありません。

それほどまでに、リアップは安易に使う代物ではないということです。

様々なリスクを含んでいるリアップが自分自身に与える影響や、自分に効果的なのかどうかを専門医に相談してみましょう。