やっぱり男なら女の子にもモテるように身体をしっかりと鍛えたいものです!でもちょっと待って・・・。男らしい身体には憧れるけど、「筋トレするとハゲる!」このような噂を聞いたことはありませんか?
実は筋トレをすると本当に薄毛は進行します・・・。ただし、すべての人が薄毛になるわけではありません!もし筋トレでみんながハゲたら、ボディービルダーやスポーツ選手は全員ハゲですからね(笑)。
では筋トレでハゲる人とハゲない人の分かれ目はなんなのでしょうか?
筋トレで薄毛が進行する人しない人の違いは?
筋トレを行うと男性ホルモン(テストステロン)が増加します。この男性ホルモン(テストステロン)は頭皮で「5αリダクターゼ」という酵素と結合してジヒドロテストステロンに変化します。すると、ジヒドロテストステロンは毛根を攻撃して抜け毛が増えてしまうのです。
このような症状をAGA(男性型脱毛症)と言います。そして、筋トレでハゲあがる人はこのAGA型の薄毛の人なのです。
逆に筋トレを行ってもハゲない人もいます。そのような人は、ジヒドロテストステロンが遺伝的に少ない人や、ジヒドロテストステロンを感じにくい体質なのです。AGAではない方はどれだけ筋トレして男性ホルモン(テストステロン)が作られても、薄毛にはならないのです。
また、ジヒドロテストステロンは有酸素運動によって抑えられると言われています。激しい筋トレは薄毛になるのですが、適度な運動は薄毛予防に効果的ですよ。
ちなみに日本人の薄毛の8~9割はこのAGAが原因と言われています。AGAについて興味のある方は以下の記事を参考にどうぞ!
まずは自分がAGA型薄毛になる体質かどうかを知ることが大切です。AGA型薄毛かどうかのチェックは以下の記事を参考にどうぞ!
それでも男性ホルモン(テストステロン)はとても大切
ところがこの男性ホルモン(テストステロン)は男性にとってすごく大切です。どれだけ大切かというとテストステロンには以下の作用があります。
- 男性としての性的魅力が高くなる
- 筋肉や骨格を大きくする
- 動脈硬化の予防
- 内臓脂肪を抑制する
- 性欲増進
- 判断力、決断力が高まる
- 闘争心や意欲が高まる
つまり、テストステロンが多い人ほど男性的魅力が高くて女性にモテるのです。しかも女性は本能的に、このテストステロンの量を読み取り、男性を選別しています。さらに仕事で成功している男性やステータス(社会的地位)が高い男性は、実際にこのホルモンが高い傾向にあります。
『英雄色を好む』と言われますが、仕事ができて女性にもモテる性欲の高い男性は、テストステロンの量が多いのです。
このテストステロンは、筋トレ以外にも良質な睡眠やバランスの良い栄養によって作られやすくなります。そして生活習慣が良い人は、テストステロンが豊富であっても、ジヒドロテストステロンに毛根が反応しにくくなります。
逆に生活習慣が悪い人が筋トレを行ってしまうと、豊富にできたジヒドロテストステロンに毛根が敏感に反応して薄毛まっしぐらとなります。
AGA型の薄毛の人が筋トレをすると薄毛になるのは確かですが、生活習慣が良い場合はある程度カバーすることができますよ。
プロテインでは薄毛にならない
ちなみに時々「プロテインを飲んだらハゲる」と思っている方もいますが、それはありません。
一般的なプロテインにはタンパク質が含まれていますが、タンパク質である肉や魚を食べてもハゲないのと同様、プロテインでもハゲることはありません。
プロテインを飲む人は筋トレを行っている場合がほとんどですが、原因は筋トレによる男性ホルモン増加のほうにあります。
筋トレしても薄毛にならないため方法は?
筋トレをしても薄毛とならない方法としてはAGA治療があります。AGA治療ではジヒドロテストステロンが毛根を攻撃するのを抑える薬(プロペシア)を飲むことによって、薄毛の進行を止めることができるのです。
つまり、筋トレしてムキムキの肉体を手に入れ、仕事もできて女性にもモテつつハゲない(笑)。
特に今まで育毛シャンプーや育毛剤、育毛サプリなどを使って薄毛を予防してきたけど、薄毛の進行が止まらなかったという方はほとんどの場合AGA型の薄毛です。
筋トレをすればするほど薄毛にまっしぐらにとなるので、一度AGAクリニックで相談されるといいかもしれませんね。かくいう私はAGAクリニックに通うことで何とか薄毛を克服できました。
AGAクリニックの体験談や薄毛の改善に興味がある方は以下の記事も参考にどうぞ!