「性欲が強いとハゲる」

そんな言葉を聞いたことは無いでしょうか?

迷信なのかはたまた本当なのか。
男性としては非常に気になってくる部分だと思いますが、これには「男性ホルモン」が関係していると言われています。

自分自身、性欲が強い方だと感じている方の多くがこういった「性欲と薄毛」の関係性を不安に感じています。

では本当に性欲が強いとハゲに繋がってしまうのでしょうか?

性欲と薄毛の関係

どうして「性欲が強いとハゲる」という噂が広まったのでしょうか。

これを知るためにはまず「男性ホルモン」について理解する必要があります。

男性ホルモン

男性は子孫を反映させるために女性よりも性欲が強いということは確かですが、その中でも特に欲求が強い男性は存在します。

性欲が強い男性はそうでない方よりも男性ホルモンの一種である「テストステロン」と呼ばれる物質が多く分泌されていると言われています。

このテストステロンは、男性ホルモンの大部分を占めています。

男性らしい「がっちりとした体型」「精神的な状態」を形成するために必要な要素です。

男性が女性に比べて、「筋肉が太い」「髭が生える」といった理由は「テストステロン」によって左右されているのです。

つまり性欲が強い男性=男性の象徴とも言える「髭」が濃かったりすると言うわけですね。

ではなぜテストステロンの分泌が多いとハゲやすくなると言われているのでしょうか?

性欲が強いからといってハゲるわけではない

性欲が強い男性=テストスロンの量が多い=より男性らしくたくましくなる

という関係が成り立っているわけですが、テストステロンが分泌されるとハゲるというわけではありません。

男性の性欲は年を重ねていくごとに減少する傾向があります。
若い男性は元気が有り余っているということを聞きますが、その通りで男性の性欲のピークは約19歳~20代後半と考えられています。

血の気が多い男性と呼ばれている方もこういったテストステロンの影響によって「心の状態」が左右されているからと言えるでしょう。

そのため、30歳を超え始めたころから性欲は減少していき心の状態も若い頃に比べると落ち着きを見せ始めていきます。

自分よりも年の離れた男性(特に30歳を超えた男性)を見ると対応が大人だなぁと感じるのも、こういった男性ホルモンが深く関係していると考えられます。

しかし、よく考えて下さい。
髪の毛が薄くなり始める年齢も大体30歳を超えた頃というのが一般的です。

  • テストステロンが分泌されるのは20代の頃がピーク
  • 30代頃になると分泌されるテストステロンの量は減少してくる

つまり、性欲が減少してきた時期に髪の毛が薄くなり始める方も多いということは、「性欲が強いだけで薄毛になる」という関係性を大きく否定していることになります。

テストステロンが薄毛を引き起こすと仮定した場合、30歳以上の人間よりも20代の人間の方が多く薄毛に悩んでいるということになりますから、矛盾していることになってしまいますね。

薄毛に関係があるホルモン

性欲の強さが直接的にハゲに関係しているわけではありませんが、私達の体内には「薄毛に大きく関係している」酵素も存在しています。

それが「5αリダクターゼ」という酵素です。

5αリダクターゼとテストステロンが結合すると「ジヒドロテストロン(DHT)」と呼ばれる悪性のホルモンが作られます。

この悪性のホルモンが薄毛に大きく影響をしてくるのです。

そして、悪性ホルモンを作り出してしまうきっかけである「5αリダクターゼ」という酵素を抑制するためには亜鉛が関係してきます。

亜鉛が体内から不足してしまうと5αリダクターゼを上手く抑制することが出来なくなる

テストステロンと5αリダクターゼが結合し悪性ホルモンが生成される

薄毛が進行する

といった状態になってしまうのです。

亜鉛不足になる原因

亜鉛が不足する原因は食生活なども関係していますが、中でも射精によって不足してしまっているといった場合も考えられます。

体液の中には亜鉛が含まれているため、射精の回数が多いと亜鉛も少なくなってしまうのです。

そうすることで、体内から亜鉛が不足して5αリダクターゼの抑制が難しくなってしまうというわけですね。

まとめると

「性欲が強いだけでハゲる」という考えは間違い。

薄毛に関係しているのは「多く射精することによって亜鉛が不足する」

ということになります。