hatumoru出典:http://www.mimaki-family.com/

数ある発毛促進剤の中でもハツモールはユーザーが多いことでも知られていますね。

基本的な頭皮に塗布するタイプだけでなく、薬を飲んで育毛をすることが出来るというのも外出先などでも服用することを考えると便利で魅力的ですよね。

しかし、体に薬を入れる以上、どういった成分が含まれているのかといった点や、副作用についても詳しく知っておく必要があります。

ハツモールとは

ハツモールは田村治照堂から販売されている発毛促進剤のブランドです。
円形脱毛症や脱毛症の治療に効果が期待されており、頭皮に塗布するタイプの製品はもちろん、内服錠も販売されています。

ハツモール内服錠は円形脱毛症をはじめとし、粃糖性脱毛症に効果があるとされています。

頭皮に塗るのではなく、直接飲んで体の中から毛根の異常を改善し発毛を促すといった治療薬ですね。

ハツモール内服錠タイプに配合されている成分は以下の通りになります。

カンゾウ末

カンゾウ末は、正露丸などにも配合されており、カンゾウの根を粉末にしたものです。
解毒作用や抗菌・抗炎症作用があります。

セファランチン

セファランチンは血流促進作用やアレルギーを抑える働きのある薬です。
免疫機能を高める働きや、造血機能の改善作用などもあるため、円形脱毛症・粃糠性脱毛症をはじめ白血球が減少してしまう症状に対しても効果があるとされています。

セファランチンを服用する場合に気を付けなければならないのは、今まで薬を服用してアレルギーを起こしたことのある方です。

命に関わるほど大きなものではありませんが、食欲不振や吐き気といった副作用が起きる場合があります

イノシドールヘキサニコン酸エステル

イノシドールヘキサニコン酸エステルは、目薬にも配合されることが多い成分です。

血管を拡張して血流を促進する働きから、発毛効果も促す効果があると期待されています。

ニコチン酸アミド

ニコチン酸アミドは、ニコチン酸を体内に供給するための成分です。

ニコチン酸はビタミンの一種であり、血流促進をはじめ、皮膚や粘膜の状態を正常にキープするという作用があります。

そのため、皮膚炎や口内炎の治療に用いられることも多いのですが、血行促進作用もあることからハツモールではニコチン酸アミドを配合しています。

パントテン酸カルシウム

パントテン酸カルシウムは、パントテン酸と呼ばれるビタミンを補給するための成分です。

パントテン酸は皮膚を正常にする働きや、脂質や糖質の代謝にも関係しています。

リボフラビン

リボフラビンは体の成長に欠かせない成分です。
私達の体を構成する上で細胞の新陳代謝の補助をしています。

成長期のお子さんがリボフラビン不足になると成長障害が起きてしまうといわれるほど重要な存在です。
髪の毛はもちろん、皮膚や爪を正常に成長させるのには必要な成分なのです。

チアミン塩化物酸塩

チアミン塩化物塩酸はビタミンの一種であり、肉体的な疲労をはじめとし、甲状腺機能亢進症の治療に用いられることがあります。

副作用について

ハツモールに含まれる成分には、少なからず副作用が存在します。

アレルギー症状が現れるものであったり、胃の不快感や下痢・嘔吐などが報告されています。

頻繁に副作用が現れるとは限りませんし、命に大きな危険性があるといったわけではありませんが、塗布タイプに比べると直接体に入れるわけですから、副作用を覚悟すると言う意味では健康リスクがあると考えて良いでしょう。

発毛効果はあるのか?

ハツモール内服錠の効果についてですが、セファランチンや髪の毛の成長に欠かせないビタミン類が多く含まれているため、円形脱毛症・粃糠性脱毛症に対する治療効果が期待できます。

しかし、副作用がある成分を多く使用しているという面も不安視されているため、あまりオススメできる商品ではありません

なにより発毛促進効果に関しては、セファランチンよりもミノキシジルの方が断然に効果が高いと言えます。

その理由として、現在販売されている育毛剤でセファランチンを採用している商品が少ないということがあげられます。

男性型脱毛症(AGA)の診療に用いられるガイドラインに、セファランチンは発毛を促進する根拠が無いため勧められないと書かれています。
ミノキシジルに関してガイドラインでは現在のところ最も薄毛治療に有効であると記されています。

円形脱毛症や粃糠性脱毛症に関してもミノキシジルはセファランチンよりも高い効果があるとされています。

ハツモールの効果が無い?

ハツモールは円形脱毛症・粃糠性脱毛症に関して有効であるとされていますが、AGAに対してはあまり高い効果は見込めません

医師のガイドラインにもハツモールに含まているセファランチンは勧められないと言及されていますね。

一番怖いのが「自分は円形脱毛症だ」「単なる薄毛だ」と考えていたけれど実際にはAGAだったというパターンです。

AGAは自然に治る事は難しく、放置するとどんどん進行していってしまう病気です。

ハツモールでAGA治療を行う事は限りなく困難です。

AGAだった場合はハツモールを使っていても効果が薄く、経済的にも良くありません。
(ハツモール内服薬は一ヶ月分で約6000円)

「自分の髪の毛を増やしたい」「薄毛の進行を止めたい」と考えるならば、まずは自分の髪の状態や自分に適切な治療法を知る事が大切です。

そのためにも、まずはクリニックでカウンセリングをしてもらうことをオススメします。