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薄毛の原因という物は人それぞれ様々ですが、その原因によって治療に使われる医薬品も異なってきます。

フロジン液は皮膚科等で処方される塗り薬です。
主に円形脱毛症などの治療に利用される医薬品であり、45年以上前から使用されてきました。

このフロジン液は、本当に脱毛症に効果を発揮するのか気になるところです。
また、どんな副作用があるのでしょうか?

フロジン液とは?

フロジン液は、脱毛症に悩む方の治療に使われる医薬品であり、フロジン(塩化カルプロニウム)という成分が5%含まれています。

塩化カルプロニウムと言う成分は、胃の働きを活発にし、胃液の分泌を高める効果があります。
そのため、内服薬では胃下垂や、慢性胃炎などの治療薬として使われています。

フロジン液は、円形脱毛症の治療に使われていることで有名ですね。
その理由は、塩化カルプロニウムが血管を拡張する作用も持っているため、患部にこのフロジン液を使う事によって、頭皮の血管を拡張し血液の流れをより良い状態にします。

血液の流れが活発になることで、毛乳頭に今までよりも十分に栄養を行き渡らせることが可能になり、発毛効果があると言われています。

アセチルコリンという副交感神経などから出る神経伝達物をご存知でしょうか。
このアセチルコリンも血管を拡張する働きを持っており、塩化カルプロニウムもこれに似た作用をするということですね。

フロジン液が処方されるのは?

フロジン外用液は通常皮膚科にて主に、ストレス性の円形脱毛症と診断された場合などに処方されます。
医師の処方が必要な医薬品のため、ドラッグストアなどでは購入することはできません

しかし、フロジン液に含まれている「塩化カルプロニウム」が配合されている育毛剤は、通信販売やドラッグストア等でも購入が可能です。

フロジン液の特徴

フロジン液の特徴は上記でもお伝えした通り、外用液を塗った部位の血管を拡張する働きがあり、それによって血流が活発になります。

血液には体を動かすための栄養の他にも、髪の毛の成長に必要な栄養が含まれています。
そのため、毛乳頭に栄養が行き渡ることによって髪の毛の成長を促進させるということです。

外用液を塗ったからといって、すぐに髪の毛が生えて来る訳ではありません。
即効性がある薬ではなく、穏やかな流れで効果が現われて来ます

価格

皮膚科等で処方されるフロジン液は、円形脱毛症の治療に使う場合などは保険が適用されます。

薬価は2年ごとに改正があるため若干上下しますが、1mlあたり35円前後なので、そこまで高くないと言ってもいいですね。

色と匂い

フロジン液は、その見た目や匂いも特徴的です。

フロジン液の色は緑です。
ちょっと不気味な色をしており、匂いは一言でいうと「おじさんのような香り
匂いを言葉で言い表すのは難しいですが、このニュアンスが一番的確でしょう。

副作用がある?

フロジンには副作用があるとも言われており、副作用の発症率は約4%前後という報告があります。

副作用と言っても命に関わるような大きなものではありませんが

  • かゆみ
  • 発汗
  • 顔面紅潮
  • 吐き気

といった副作用を発症する可能性があります。

この副作用が出やすいのが、体の血管が広っている時に使用した場合です。
つまり、入浴後などは全身の血管が拡がっている状態であるため、その際に使用するのは極力避けなければならないということですね。

AGA治療に効果はあるのか?

ここまでフロジン液の効果や特徴についてお伝えしてきましたが、主にこの医薬品が処方されるのは円形脱毛症の場合です。

血管を拡げて、血液を行き渡らせることで髪の毛の成長を促進するという物ですが、円形脱毛症に使用するのであればまだしも、AGA治療に効果があるのかは疑問です。

低価格という魅力はありますが、その分効果は低くミノキシジルを使った方が育毛効果があるのは間違いないでしょう。

AGA治療は短期間で完了するものではなく、最低でも半年間は治療を行っていきます。
長い目で見ても、発毛効果が確認されているミノキシジルを使用して治療を行った方が良いです。