私達人間は、親から子へと受け継がれる遺伝子を持っています。

顔、体格、肌の色など様々な部分でそれを感じることが出来るでしょう。

私達に受け継がれている物は、当然外見だけではありません。

才能や身体能力といった面でも大きく影響してきます。

さらには「髪の毛」に関することまでも遺伝子が関わっています。

アンドロゲンレセプターとは

アンドロゲンレセプターは、私たちの体の中で分泌される「テストステロン」や「ジヒドロテストステロン(DHT)」などの男性ホルモンを受け取る受容体です。

簡単に言えば、体内で分泌された男性ホルモンを受け取り、細胞の中で利用出来るように変換する体に備わったシステムです。

このアンドロゲンレセプターの強さは人それぞれ異なります。産まれた時から遺伝子レベルで決まっています。
アルコールに強い人、弱い人がいるように、アンドロゲンレセプターにも個人差があるのです。

アルコールに対して強ければお酒を沢山飲めるイメージがあると思いますが、アンドロゲンレセプターにもそういった「ある特徴」が見られます。

アンドロゲンレセプターの感受性が高い人ほど、男性ホルモンの影響を受けやすく、逆に感受性が低い人ほど影響を受けにくいのです。

つまり、感受性が高い人ほど「ジヒドロテストステロン(DHT)」の影響を受けやすいため薄毛になる可能性が高いという事です。

アンドロゲンレセプター遺伝子検査によってわかること

上記でお伝えしたアンドロゲンレセプターについてですが、アンドロゲンレセプター遺伝子を調べることで感受性が高いのか低いのかが分かります

この遺伝子検査については必ずしも受けなければならないという物ではありませんが、AGAクリニックでは任意で検査することが出来ます。

アンドロゲンレセプター遺伝子検査をすると、具体的には下記のような事が分かります。

1、AGAになりやすい遺伝子を持っているか

あなたがAGAになりやすい遺伝子を持っているのか、そうでないのかを正確に調べることができます。

現在薄毛に悩んでいるという人よりも

近頃、抜け毛が増えてきているし、生え際がちょっと心配になってきた。そろそろ危ない時期なのだろうか

父親がハゲているからその遺伝子を受け継いでいるのではないか

近い将来、自分もハゲてしまうのだろうか…

など、現在の状況が気になってる方にとって有力な情報を得ることが出来ます。

2、プロペシア(フィナステリド)が効きやすいか

遺伝子検査を受けることによって、AGA治療の代表的な育毛剤である「プロペシア(フィナステリド)」が効きやすいかどうかを調べることが出来ます。

これからAGAの治療をしていこうと考えている方にとっては、自分の体に薬が効きやすいのかどうか非常に気になる部分だと思います。

なぜなら、プロペシアを使用して治療をするのであれば、最低でも半年間は継続して服用をしなければなりません。

治療期間が長いという事は、その間に「本当に自分はこの薬でこのまま治療を進めていけばAGAを改善できるのだろうか?」といった不安な気持ちにもなりやすいです。

自分にはプロペシアが効きやすいのかどうかを事前に検査しておくことで、そういった不安な気持ちにもなりにくいですし、精神的にも余裕ができるでしょう。

治療方針を決定しやすい点がメリット

アンドロゲンレセプターの感受性が高ければ薄毛になる可能性は高く、逆に感受性が低ければ薄毛にはなりにくいということが理解して頂けたかと思います。

しかし、AGAになりやすい遺伝子を持っていると聞くとネガティブな印象を抱いてしまいがちですが、その遺伝子を持っているということは同時に、プロペシアが効きやすいということです。

自分は薄毛になりやすい遺伝子を受け継いでいるからと悲観するのではなく、プロペシアが効きやすい遺伝子だからこそ、脱毛を止めることが出来るのです。

上記でもお伝えした通り、アンドロゲンレセプター遺伝子検査は有料のため必ずしもやるべき検査ではありません。

しかし、自分の遺伝子がどのような特徴を持っているのか分かれば、今後の治療方針を決定するには非常に役に立ちます