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AGA治療では一般的なミノキシジルですが、しばらく使っているうちに耐性がついて育毛効果がなくなってきた、、という噂を聞くことがあります。

ミノキシジルは医学的にも育毛効果があると認められている数少ない成分ですが、いずれは効かなくなってしまうのでは、そもそも使うことが正しい治療なのか、わからなくなってしまいますよね。

ようやく髪の毛が増えてきたと思ったら、耐性がついてそれ以上は増えない…なんてことは悲しすぎる話です。

耐性とは何なのか?

噂の真偽を確かめる前に、「耐性」という言葉の解説から始めていきます。

耐性には、大きく分けて2つの意味があります。

  1. 環境の変化に対して適応していく生物の能力
  2. 病原菌などが一定の薬物に対して示す抵抗力

今回のテーマになっている「ミノキシジルの耐性の有無」に当てはまるのは2番です。

「薬物に対して示す抵抗力」と言われてもピンとこないかもしれませんが、わかりやすく言い換えるなら、抵抗力がついて効いていた薬が効かなくなってくることです。

人の体のすごい部分とも言えるのですが、同じ薬を長期間使っていると、細菌やウイルスがその薬に耐える力を持つようになるのです。

耐える力を持つと効きが悪くなって(効かなくなって)しまいますから、他の薬を使用したり、量を増やす必要が出てくるのです。

ミノキシジルの耐性の有無について

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では本題になりますが、ミノキシジルには耐性があるのでしょうか?

…結論をお伝えすると、

“ミノキシジルを使い続けても、耐性がつくことはありません”

長期間使い続けたからといって、ミノキシジルの効果が減ってきたり、効果が全くなくなったりすることはないと言えます。

「ミノキシジルに耐性がある」という内容の論文は発表はされていませんし、AGAクリニックで耐性がある可能性を説明する医師はいません。

使い続けたからといって、効果が半減するようなことはありませんので、安心して使用していくといいですね。

なぜ耐性があると噂されたのか?

でも、根も葉もない話がここまで出回るのも不思議ですよね。

噂の原因として考えられるのは、

  • 思うような育毛効果を得られず、言いがかりのような感じで「ミノキシジルは耐性があるから使わない方がいい」と言っている人がいるため
  • 1年、2年と長期間使用していて、ある程度髪の毛が増えてきて、状態が落ち着いたため
  • 少しだけ使用して、自分の判断で効果がなさそうだからとすぐに中断してしまったため

このようなことでしょうか。

わざわざここでお伝えすることではないかもしれませんが、そもそも、ミノキシジルは1ヶ月、2ヶ月という短期間で劇的な発毛が期待できる薬ではありません。(そのような薬は存在しません)

目に見える変化を実感するまでに、最低でも半年はかかるでしょうし、1年以上経過してようやく髪の毛が増えてくるケースも決して珍しくありません。

そういった事実があるのにも関わらず、「効果がなさそうだからやめちゃおう」と自分で判断してしまうのは、あまりにももったいないです。

焦ってさらに効果のある方法を探してしまう気持ちはわかりますが、ミノキシジル以上に髪の毛を増やす効果の高い薬は存在しないと言ってもいいでしょう。

ミノキシジルをやめることによる変化

ミノキシジルはどのような薬かと言うと、

血管を拡張させることによって血流を良くして、栄養が髪の毛にしっかり届く状態にして育毛する薬

このように、ミノキシジルを使うことで髪の毛に栄養がいくようにして発毛・育毛を促すわけですが、使用をやめることで、ある1つの可能性が考えられます。

栄養が届かなくなり、再び薄毛が進行する、ということです。

せっかくミノキシジルによって髪の毛が増えてきた、もしくは現状維持することができているのに、勝手な判断でやめてしまうと、元に戻ってしまう可能性があるのです。

『リバウンドする』と言われることもありますね。

「使用を続けた方がいいのか?」「使用をやめてもいいのか?」

自分で判断するのは非常に難しいので、AGA治療の専門家と相談をしながら、ミノキシジルを使っていくことをオススメします。