薄毛の原因の9割はAGA(男性型脱毛症)によるものであるため、通常の薄毛は頭頂部やM字型にハゲます。しかし中には、もみあげや側頭部の抜け毛が増えて薄毛になっていく方もいます。

 

もみあげ・側頭部から薄毛になる原因は、AGAとは関係ないケースが多いので、男性だけでなく女性にも起こり得ます。もちろん通常の薄毛(AGA)とは対策の方法も変わってきますよ。

 

 

もみあげや側頭部の抜け毛が増える原因とは?

AGAは年齢を重ねるほど発症する可能性が高くなりますが、もみあげ・側頭部の場合は10代とかの若い時でも薄くなってしまうことが珍しくありません。

 

その原因は3つあります。

 

  • 眼精疲労
  • ストレスによるもの
  • 甲状腺の機能低下

 

眼精疲労

1番可能性として高いのは目の疲れ(眼精疲労)です。長時間パソコンをやっていたり、スマホをいじっていたりすると、目は疲れてきます。目が疲れてくると、血行が悪くなってしまうので、血液を通して栄養を届けにくくなってしまいます。

 

目の周りの血管はもみあげや側頭部につながっているため、目の疲れによって、もみあげや側頭部付近の血行が悪くなり、上手く栄養が行き渡らなくなり、抜け毛が増えてしまうのです。

 

 

このように眼精疲労が原因で薄毛になるという方はたとえば、

 

  • 暗い部屋で映画を見ていたり
  • 夜遅くまでネットサーフィンをしていたり
  • 寝る前にスマホをいじっていたり
  • 休日はゲームばかりをしていたり

 

する場合があります。このような生活を送っていると、目への負担は大きくなってしまいますよね。

 

ストレスによるもの

よく言われているように、ストレスと薄毛は関連があります。過度なストレスは血行不良や様々な病気につながります。代表的な例として円形脱毛症があげられますが、ストレスによってもみあげや側頭部の抜け毛が増えることは考えられなくもありません。

 

甲状腺機能の低下

側頭部の薄毛の原因は甲状腺の機能の低下があるという説もあります。 髪の毛の成長を促進する作用をもつのが、甲状腺ホルモンです。そのホルモンの分泌が低下するため、髪の毛が薄くなることがあるのです。

 

甲状腺機能の低下による薄毛はかなり稀ですが、もしこれが原因だとすると様々な病気の可能性があります。

 

  • 先天性甲状腺機能低下症(クレチン症)
  • 産後一過性甲状腺機能低下症
  • ヨードの過剰摂取
  • 薬剤の副作用

 

ですから、もみあげや側頭部からハゲるようであれば、男女問わずにまずは病院を受診してみることをおすすめします。稀なケースではありますので心配しすぎることはありませんが、疲労感や倦怠感まで伴っている場合は注意が必要です。

 

もみあげや側頭部の薄毛への対象法は?

甲状腺機能低下が原因の薄毛の場合は病院受診をするしかありませんが、眼精疲労が原因であれば3つの対象法があります。

 

  • 生活習慣を改善する
  • 食事を改善する(サプリを取るなど)
  • 眼精疲労に効果があるツボを刺激する
  • もみあげや側頭部のマッサージを行う

 

生活習慣を改善する

まず最初に取り組んだ方が良いのは生活習慣の改善です。眼精疲労によって薄毛になるということは、生活の中で目を酷使し過ぎています。それは薄毛の原因となるだけでなく、視力の低下やドライアイや緑内障などにつながる場合もあります。

 

眼精疲労は薄毛よりも怖い病気につながることがありますので目に負担がかかる生活習慣は改善してみましょう。ビタミンCが入った目薬を使うのも効果的ですよ。

 

また、目を酷使するような生活習慣はないと言う人の中には、たとえば自律神経失調症や更年期障害、歯周病、耳や鼻の病気眼精疲労つながっていることもあります。眼精疲労や薄毛だけじゃなく、他にも様々な身体症状が出ている場合は病院を受診しましょう。

 

食事を改善する(サプリを取るなど)

よく眼精疲労にはブルーベリーが良いと言われているのですが、それは目の緊張をほぐすアントシアニンという成分が含まれているからです。

 

眼精疲労にはバランスの良い食事やアントシアニン、ビタミンCを含んだブルーベリーのサプリメントなども効果的ですよ。

 

眼精疲労に効果のあるツボを刺激する

生活習慣を改善するのは非常に大切なことですが、パソコンを使う仕事をしているなど、どうしても目を酷使してしまうこともありますよね。そこで、目が疲れていると感じたら、眼精疲労に効果的なツボを刺激することもおすすめです。

 

眼精疲労に効果的なツボは複数ありますが、少し紹介すると、

 

  • 目頭と鼻の付け根の部分(睛明)
  • 首後ろの髪の毛の生え際部分(天柱)
  • 首と肩先のちょうど真ん中(肩井)
  • 手の親指と人差し指の付け根部分(合谷)

 

などがあります。これらのツボを刺激することで、眼精疲労の解消に繋がるので、目を酷使している・目が疲れていると感じたらやってみるといいですね。

 

もみあげや側頭部のマッサージを行う

眼精疲労が原因で血流が低下しているのであれば、もみあげや側頭部のマッサージも効果的です。マッサージよって凝り固まった部分をほぐし、血流を良くして薄毛を改善することが期待できるからです。頭皮マッサージの詳しい効果と方法については以下の記事を参考にどうぞ!

 

優しく揉み揉み!頭皮マッサージの効果と方法は?

 

ただし、ツボの刺激やマッサージはどちらかというと対処療法になります。基本的には眼精疲労の原因を取り除くことが先決ですよ。

 

はっきりとした原因を知りたいのなら専門家に相談を

 

ここまでお伝えした通りなのですが、もみあげや側頭部が薄い原因は少し特殊です。頭頂部やM字にハゲていく一般的な薄毛(AGA)とは子t成り、原因が多様です。

 

この記事を読んでみて、「自分は明らかに目を酷使しているな・・・」と感じた場合は、まず改善できることをやって様子を見ると良いと思います。逆に「本当に目の疲れが原因なのかなぁ・・・」といまいちピンとこないのであれば、1度皮膚科なのどの専門家に相談してみることをおすすめしますよ。