朝起きたら寝癖で髪が大変なことになっていた…なんて経験は誰にでもあると思います。

ただでさえ朝は忙しいですから、寝癖を直すのは非常に面倒くさいですよね。

しかし、年齢を重ねるにつれて、だんだん「寝癖が付きにくくなった」と感じた事は無いでしょうか。

実は寝癖とハゲには意外な関係があったのです。

どうして寝癖がつくの?

人間誰しも寝癖を直す行為をしたことはあると思いますが、そもそもどうして寝癖がついてしまうのかご存知でしょうか?

寝癖がついてしまう最大の原因は水分です。

酸素と水分は結合します。これを「水素結合」と呼ぶのですが、これが髪の毛で発生すると髪の毛が固定されやすくなり、朝起きた時の髪型に大きく影響を与えます

髪の毛に水分がある状態で寝る→水素結合が起こり髪の毛が固定される

これが寝癖になるのです。

主に以下の項目に当てはまる方が特に寝癖が付きやすいと言われています。

  • 髪の毛を濡らしたまま寝る
  • 頭皮に汗をかきやすい
  • 髪の毛が長い
  • 髪の毛の量が多い
  • 髪の毛が太い

髪の毛を濡らしたまま寝る

恐らく髪の毛を乾かさずに寝てしまった経験のある方は、身をもって体験したことがあると思います。

髪全体が水分を含んだ状態で寝ることによって、枕の位置や寝相によって髪の毛が普通じゃない形で固定され、水素結合が起きると寝癖がついてしまいます

髪の毛が濡れたまま寝てしまうと、髪へのダメージが発生する上、頭皮の環境にも良くないことは以前にもお伝えしましたが、寝癖にも直結していたのです。

頭皮に汗をかきやすい人

髪の毛を乾かして、水分を蒸発させたとしても、寝ている最中に汗をかきやすい方は、それだけ髪の毛が水分を含んでいる状態になっています。

髪を乾かさない方に比べると、そこまで大きな寝癖は付きにくいですが、髪の毛に水分が含まれる以上、寝癖がつくには十分な条件が揃っているといえるでしょう。

髪の毛の長さ

単純ながら、髪の毛の長さも寝癖に関係しています。

極論ですが、坊主の方で寝癖が目立つ方は居ません。

だんだんと髪の毛が長くなってくると、寝癖も付きやすくなるのです。

髪の毛のボリュームが多い

髪の毛の量が少ない方に比べると、髪の毛の量が多い方は確実に寝癖がつきやすいです。

もちろん、髪の毛が多くてもしっかりと髪の毛を乾かしていれば、寝癖を防ぐことができますが、ボリュームが多いほど、寝癖の付き方も目立ちます。

髪の毛が太くてコシがあるとも捉えられる

寝癖がついてしまうのは厄介ですが、それは髪の毛が健康的であるとも考えられます

寝癖が付きやすい方の大きな特徴には「髪の毛が太い・コシがある」といった点があげられます。

海外を見渡してみると、白人の方の髪質は細くしなやかです。

そのため、大きな寝癖がつくことはほとんどありません。

これまで、寝癖がつくことにネガティブなイメージを抱いていた方も多いと思いますが、寝癖がつくことは髪の毛が健康である理由の1つなのです。

これまで、寝癖がつく理由を簡単にご説明致しましたが、逆に「最近になって寝癖がつかなくなった」という方にはどんな理由が考えられるのでしょうか。

寝癖がつかない=近々ハゲることを示唆?

寝癖がつかなければ、時間を取られることも無いため、単純に考えるとですよね。

しかし、よく考えると上記でご説明した中で

  • 髪の毛の量が多い
  • 髪の毛が太くコシがある

といった項目がありました。

この項目に当てはまる方は寝癖がつきやすいわけですが、逆に言うと「寝癖がつきにくい人=髪の毛の量が少なく、髪の毛が細い」とも考えられるわけですね。

髪のボリュームが寝癖を目立たせることはご説明した通りです。

髪の毛が多くなればそれだけ、寝癖がついた時に爆発しやすくなります。

ここで注意しておきたいのは、毛の太さとコシです。

寝癖がつかなくなった理由を考よう

「昔は寝癖が頻繁についていたのに、気付いたら寝癖がつかなくなっていた」

これはもしかすると、先ほどの項目の逆パターンの可能性が考えられます。

寝癖がつかなくなった理由…それは

  • 髪の毛の量が少なくなったから
  • 髪の毛が細くなりコシが無くなったから

少しでも心当たりがある方は、改めて自分の髪の毛の量や太さをチェックしてみることをオススメします。

そもそも、寝癖は髪の毛が太くないとつきにくい物です。

前述したように、白人の方の髪質の特徴は「細くしなやか」です。

個人差は勿論ありますが、細い髪の毛に長時間角度を付けて押し当てたとしても、中々癖を付けることは難しいのです。

寝癖がつかなくなった理由は、髪の量・太さが前に比べて衰えている事も充分に考えられます。

枕に付着した髪の毛をチェック

寝癖がつかなくなった原因として、髪の毛のボリュームや、太さが失われてしまった事があげられますが、これに加えて枕についた髪の毛の状態も確認しておきましょう。

  • 付着した髪の毛の量
  • 付着した髪の毛の質

付着した髪の毛の量

枕に付着した髪の毛の量が極端に多い方は、一度ご自身の髪の毛のボリュームを確認してください。

人間の髪の毛が抜ける量は(季節の変わり目など、髪の毛が抜ける時期も考慮すると)、1日当たり20本~200本と言われています。

そのため、髪の毛の抜ける量が多い=ハゲる…とは一概には言えません

ただ、髪の毛のボリュームの多い方が多く抜ける事は問題ありませんが、そこまで髪の毛のボリュームが多くない方が大量に抜けてしまっているのは正常な状態とは言えません

付着した髪の毛の質

髪の毛の量を確認した後は、その髪の毛の「細さ」をチェックしましょう。

髪にはヘアサイクルと呼ばれる物が存在しています。

簡単にご説明すると、髪の毛が生え代わる周期のことです。

このヘアサイクルが正常であれば、枕に付着した髪の毛が太さや長さはいたって健康的なサイズです。

逆に、ヘアサイクルに問題があると、髪の毛が成長しきる前に抜け落ちてしまうため、髪の毛が細くコシが無い・髪の毛が短い状態で抜ける…といった事が起こります。

一度ご自身の髪のボリュームや、質を確認することを強くオススメします。