出典:http://tayoka.com/

センブリといえば、古くから日本に伝わる薬草です。

弱った胃腸に作用して、本来の働きに戻してくれる効果を持っており、現代でもなお活躍している存在ですね。

基本的にセンブリエキスは、人間の内臓に働きかける物ですが、近年ではセンブリエキスが育毛に対しても効果を発揮すると注目されています。

センブリエキスが頭皮にどのような影響を与えるのか、本当に育毛効果があるのかどうか見ていきましょう。

センブリエキス

センブリエキスは名前の通り、「センブリ」から抽出されたエキスです。

海外では「スウェルチアマリン」とも呼ばれており、リンドウ科の植物です。

古来から薬草として使われているのは有名な話ですね。

センブリを医学に用いたのは海外が発祥と言われており、江戸時代に西洋から伝わったことで日本でも利用されるようになりました。

そう考えると、センブリは単純に数100年前から使われてきたという実績も持っているという事ですね。

名前の由来は「千回振り回しても(煎じたとしても)苦みがある」という物です。

ご存知かと思いますが、お笑い番組やバラエティ番組の罰ゲームでしょっちゅう出される苦いあの飲み物がセンブリを使用した「センブリ茶」です。

芸人さんが物凄く苦しそうな表情をして飲み干しているセンブリ茶ですが、体に良い影響を与えるのは確かです。

  • 整腸作用
  • 弱っている胃を改善
  • 消化不良を改善
  • 食欲不振の改善

上記の効能はセンブリの一例です。

良薬は口に苦し」と昔から言われていますが、まさにこの言葉そのものです。

内臓が持つ本来の力を取り戻してくれる事は理解する事が出来たと思います。

では次に、どうしてセンブリエキスが体に良い影響を与えるのかについて見ていきましょう。

センブリはどうして内臓に良いのか?

センブリエキスが胃腸に働きかける主な成分は以下になります。

  • セコイリドイド配糖体
  • キサントン

セコイリドイド配糖体が弱った胃・食欲不振などに働きかけて状態を整えます。

そして、キサントンには抗酸化作用があります。

抗酸化作用によって胃腸の症状を改善することが出来るというのは、厚生労働省が認めています。

頭皮への影響

センブリエキスが頭皮に発揮する効果は以下の通りです。

  • 頭皮の血行を促進する作用
  • 毛乳頭の細胞を増やす作用
  • 抗酸化作用

センブリエキスが内臓に作用する事は以前から認められていますが、冒頭でもお伝えした通り、近年では頭皮に対しても上記のような力を発揮すると注目されているのです。

薄毛を克服・今ある髪の毛をもっとしっかりと生やすためには、上記の3つの要素は頭皮に良い影響を与えると言えるでしょう。

これらの効果が得られる理由は次の成分が深く関係しています。

  • スウェルチアニン・キサントン誘導体
  • アマロスウェリン・アマロゲンチン
  • キサントン

スウェルチアニン・キサントン誘導体

スウェルチアニンとキサントン誘導体には血行促進作用があります。

血流の良し悪しは、育毛に大きく影響します。

髪の毛を生やす上で血流をよりスムーズに流してあげることは基本中の基本ですね。

テンプレのように「薄毛に悩んでいる多くの人の原因は血液の流れが悪い」と言われていますが、実際に頭皮の血流が良くないと薄毛になります

髪の毛は日々成長しています。

骨や筋肉が成長するためには「栄養」が必要なように、髪の毛にも当然栄養は必須です。

私達の体の至るところに血管が巡っていますが、それを辿って血液が各部位が必要としている栄養素や酸素を運んでいます。

このように、血液は栄養を行き届ける運び屋的な役割を持っているのですが、血行不良になってしまうと栄養が届きにくくなってしまい、結果的に髪の毛が十分な栄養を補給する事が出来なくなります。

つまり、血行不良→髪に栄養が届かない→髪の毛が育たない→抜け毛が増える

といった流れになるわけです。

スウェルチアニンとキサントン誘導体は、血液を促進する作用を持っているため、現状の血流を改善して、髪が成長しやすい状態する効果があるのです。

※誘導体=有機化合物の構造および性質などを大幅に変えることなく、ある程度の改変された化合物の事を指します。

アマロスウェリン・アマロゲンチン

次はアマロスウェリンとアマロゲンチンが持つ「毛乳頭の細胞を増やす効果」ですね。

髪の毛の毛乳頭には細胞が存在しています。これを「毛乳頭細胞」と呼びます。

毛乳頭細胞の役割は簡単に言うと、発毛および脱毛を支持する司令塔です。

毛乳頭細胞は頭皮に存在している毛細血管と直接的に繋がっているため、毛母細胞に対して「細胞分裂をしろ」と命令を下せば発毛しますし、逆に「これ以上増やすな」と言えば髪の毛の成長が止まります

AGA(男性型脱毛症)を発症してしまうとこの細胞が、髪の毛の成長を止めるように命令するため、髪に良いシャンプーを使って頭皮環境を整えたとしても、髪の毛が増えることはありません。

キサントン

前述したように、胃腸の働きを整えてくれる「抗酸化作用」をキサントンが持っています。

このキサントンが持つ抗酸化作用は私達の内臓だけでなく、髪の毛にも働きかけてくれるのです。

美容に気を使っている方は「活性酸素」が体にもたらす影響をご存知かと思いますが、実は髪の毛にも活性酸素は悪影響をもたらします。

活性酸素は本来私達の体内にある白血球が作り出した物質です。

つまり、活性酸素は体内に侵入してきた細菌などを攻撃するための物質なのです。

この活性酸素が増えすぎると悪影響を及ぼすため、髪の毛はこれらを減らそうとアミノ酸が働きかけます

これだけ見れば、アミノ酸が体内の活性酸素のバランスを整えてくれて解決。

…といった様に感じてしまいますが、活性酸素を減らすために使われたアミノ酸は戻ってきません

結果的に髪の毛を成長させるために存在していたアミノ酸が居なくなってしまった。

ということになり、髪の毛が十分に育たなくなってしまうのです。

そこに、キサントンを使う事によってアミノ酸の消耗を抑えることが出来るのです。